上海の中国語学校では、日本語に無い中国語の漢字を覚える場合、手書きで練習することが多いです。

しかし日本語と同じ漢字は、特に覚える必要がなく、手書きの練習もしないため、書き順も意識したことが無いと思います。

実は同じ漢字でも、日本と中国で書き順(筆順)が違うものがいくつかあります。

以下に日本と中国で書き順の違う漢字の代表的な例を紹介したいと思います。

「王」の書き順の違い

王の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「王」の書き順です。日本語では、2番目は縦の棒になりますね(2と3が逆)。

「方」の書き順の違い

方の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「方」の書き順です。日本語では、3番目は縦の払いになりますね(3と4が逆)。

「田」の書き順の違い

田の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「田」の書き順です。日本語では、3番目は縦の棒になりますね(3と4が逆)。

「右」の書き順の違い

右の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「右」の書き順です。日本語では、1番目は縦の払いになりますね(1と2が逆)。

中国語の場合、左と右の「ナ」部分の書き順は同じになります。

「必」の書き順の違い

必の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「必」の書き順です。日本語とかなり違いますね。日本語の書き順は下記のとおりです。

「有」の書き順の違い

有の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「有」の書き順です。日本語では、1番目は縦の払いになりますね(1と2が逆)。

「右」の書き順の違いと同じですね。

「耳」の書き順の違い

耳の中国語の書き順、筆順

上記は中国語の「耳」の書き順です。日本語とかなり違いますね。日本語の書き順は下記のとおりです。

耳の日本語の書き順

まとめ

上記は代表的な例ですが、他にも日本と中国で書き順が違う漢字がたくさんあると思います。

以下のサイトに漢字を入力すると、中国語の書き順を表示してくれますので、興味がある方は調べてみてください。

便民查询网-汉字笔画查询