上海で中国語学習している生徒さんから「中国語がある程度のレベルになると、文法的に混乱することがよくある」と言われることがあります。

確かに中国語には、同じ意味でもいろんな表現方法があったり、逆に似たフレーズでも全く意味が違ったりする場合もあります。

初心者の頃は、1パターンしか知らないのであまり混乱しませんが、知っているパターンが増えれば増えるほど、どれが正しいのか、どれが最適かと混乱することが多くなってきます。

レッスン中だと講師に聞けば說明してくれますが、すぐに知りたかったり、自分で学習されている方はどうすればいいでしょうか?

そんな方にオススメしている中国語文法テキストが、この「Why?にこたえる はじめての中国語の文法書」です。

上海中国語学校おすすめの中国語文法書

この本は、NHKテレビ・ラジオ中国語でも講師をされていた相原茂先生ほか2名の共著で、初版の1996年から人気の中国語文法テキストです。

アマゾンの書評でも「說明が分かりやすく、納得がいく」「日本人学習者の目線が書かれていて分かりやすい」「もっと早く出会えていればよかった」など評価も高いです。

実際に見てみると、方向補語(例:看不下去)、結果補語(例:看不見)、目的語の「把」構文、受け身の「被」構文など、よく使うけど混乱しやすい文法が、分かりやすく說明されています。

音声CDがないのが唯一の欠点でしたが、今は最初の「中国語の発音」部分に関しては、以下の出版社のサイトから音声ファイルがダウンロードできるようになっています。

http://www.dogakusha.co.jp/bunpousyo_onsei.html

中国語文法でお悩みの方は、日本帰国時にでも、本屋さんで内容をチェックしてみてください。今まで学んできた文法がキチンと整理されて、スッキリすると思いますよ。

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