上海延安路71路トローリーバス(中国語:无轨电车)が、今までの試運転を経て、この2月1日に正式に運転開始しました。
このトローリーバスは、上海市内の外灘から虹橋方面の申昆路まで、延安路(東路、中路、西路)高架下のバス専用道路を東西に17.5kmを走っています。
この路線には以下の25の停留所があり、浦西の黄埔区、静安区、閔行区、長寧区を通っています。
始発駅から終点までの運行時間は約75分を見込んでいて、混雑時には4〜5分間隔、それ以外の時間は8〜10分間隔で運行しています。
時刻表によると、外灘(延安東路×中山東路)始発は午前5時30分、最終は午後11時30分で、逆の申昆路始発は午前4時30分、最終は午後10時30分です。
上海の交通をより便利に速くするため、高架下のバス専用道路を走ることで、平均時速は18〜19kmと、通常のバスの約2倍のスピードを見込んでいるとのことです。
でもこのバス専用道路を確保するために、一般車が走る車線が減るので、逆にさらに混むのでないかという、否定的な意見も多かったりします(笑)
ちなみに一般車が、このトローリーバス専用道路を走った場合の罰金は100元だそうです(救急車、消防車、パトカーは除外)
片道運賃は距離にかかわらず一律2元なので、家や職場が延安路沿いにある方は、一度乗ってみてはいかがでしょうか?