明日2月8日から旧正月(中国語:春節 chun1 jie2)ですね。大晦日(中国語:大年夜 da4 nian2 ye4)は花火や爆竹で眠れない上海の皆さんに朗報です。

今年は上海市中心部で花火や爆竹を禁じる条例が施行されました。旧暦の大晦日の本日7日から、警察官や地元ボランティアら計30万人態勢で監視にあたるとのことです。

上海市では大気汚染や火災を防ぐため、昨年も一部中心地での花火や爆竹を禁じていましたが、今年は外環高速道路(中国語:外环 wai4 huan2)以内に範囲を広げました。

市内のマンション住民に対しては「花火や爆竹をしない」という署名をさせたり、条例に違反した住民らには最大500元の罰金が科せられるとのことです。

また屋台での花火と爆竹の販売も全面的に禁止されました。市内の商店では、以前から禁止されている北京市中心部と同じように、代りの電気音がなる「電子爆竹」が販売されています。

花火と爆竹は中国の新年には欠かせない風習ですが、やはり最近の大気汚染と毎年の火災事故を考えると規制せざるを得ないんでしょうね。

では上海在住の皆様、良いお年を!