皆さんもご存知のとおり、5月12日14時28分に、四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県で大地震が起こり、 非常に大きな被害が発生しています。
あまりにも大きな規模の地震だったため、遠く離れたここ上海でも揺れを感じていました。
今も懸命の救助活動が行われていますが、余震が収まっておらず、降り続く雨のため土砂崩れが発生したりして、救助作業は困難をきわめています。
そんな中で日本からも救助隊が応援に駆けつけて、救助作業を協力してくれています。本当に有難いことです。
また国務院は5月19日から21日までの3日間を四川大地震の全国哀悼日(中国語発音:quan2 guo2 ai1 dao4 ri4)とし、下記のことを決定しました。
1)国内及び海外の公共機関は哀悼の意を示す半旗を掲げる
2)公共のイベント及び娯楽活動の停止
3)外交部と国内の外国領事館で記帳を受け付ける
さらに5月19日の14時28分から3分間、全国民は黙祷、自動車、列車は警笛、船は汽笛、防空警報を鳴らして、地震被災者へ哀悼の意を表すことになっています。
まだ未救出の生存者の方もいると思いますので、できるだけ多くの方が助かるように、心から祈っています。
記事協力:王老師(上海駐在員向け中国語学校・コラボラーニングセンター)