上海も梅雨が開けると、急に暑くなってきましたね。
休みの日はこんなに蒸し暑い上海から逃げ出して、緑に囲まれた自然の中で、きれいな渓流を見ながら、ゆっくり涼みたくなります。
私のおすすめは、杭州にある「九溪十八涧(jiu3 xi1 shi2 ba1 jian4)」です。
「九溪十八涧」は、風光明媚な杭州の観光地である「西湖」の西側の山中にあり、緑茶で有名な「龍井」(long2 jing3)を起点として、「銭塘江」(qian2tang2jiang1)に流れこんでいます。
「九溪」の水は、杨梅岭に源を発して、途中で青湾、宏法、方家、佛石、百丈、唐家、小康、云栖、渚头などの渓流と合流し、さらに無数の細かい無数の流れが集まってできています。
中国の昔の人は、数が多いことを表すのに「九」という字を好んで使っていました。
つまりこの「龍井」付近にはたくさんの渓流があるので「九溪」。また渓流の源になる谷も無数にあります。「十八」は「九」の倍数で更に多いので「十八涧」。
それら2つを合わせて「九溪十八涧」になったとのことです。
この「九溪十八涧」は、大体6キロの長さで、徒歩で2時間ぐらいかかります。スタート地点は杭州の27番バスの終点駅(龍井村駅)から下車すぐです。
杭州の27番バスの路線図は以下のとおりです。
http://bus.mapbar.com/hangzhou/xianlu/27lu/1
上海からも近くて、自然もタップリなので、週末の家族旅行にもピッタリですよ。
記事協力:陳老師
上海 中国語家庭教師 専門の語学学校「コラボラーニングセンター」