中国外務省は11月22日、2020年3月の新型コロナウイルス流行以降停止されていた日本人向け短期滞在ビザ免除措置を11月30日から再開すると発表しました。

中国政府は2003年から2020年3月まで観光や出張目的の日本人にビザを免除していましたが、ゼロコロナ政策の影響で一時停止。規制解除後、日本の経済団体などから再開を求める声が高まっていました。

今年7月にはシンガポールやブルネイ、12月にはフランスやドイツなど6カ国に対してビザ免除を再開し、今月上旬には韓国を含む9カ国にも拡大。これにより、ビザ免除対象国は計29カ国に達しています。

また今回は、ビザなし滞在期間が以前の15日間から30日間に延長されました。

これにより中国への出張者の増加はもちろんのこと、月に1回帰国すればいいので、中国での短期滞在者も増えると見込まれています。

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