上海の文化、スポーツ、観光、ビジネスが融合した新名所「上海耀雪氷雪世界」が、2024年8日からチケット販売を開始し、9月6日にオープンすると発表されました。

上海臨港新区に位置する上海耀雪氷雪世界は、「第14次5カ年計画」の上海の主要投資プロジェクトの一つで、総建築面積は約35万平方メートル、グルメ、宿泊、観光、ショッピング、エンターテイメントが一体となっています。

その中で、「雪世界」は9万平方メートル以上の面積を持ち、超大型の本格的な室内スキー場には、「雪列車」、「雪上ジャンプ」、「雪上グライダー」など20近くの雪上レクリエーション・プログラムがあります。

また約20,000平方メートルの「水世界」では、屋内外で20種類近くのウォータースポーツを楽しむことができます。なお今年は屋内のみオープンで、屋外は来年の夏からオープンになります。

上海耀雪氷雪世界の外観の様子(8月7日撮影)

現在、上海耀雪氷雪世界のチケットは、閑散期によって、平日チケット、ピーク日チケット、特別ピーク日チケットに分けられています。

スキーチケットでは、3つの専用スキーコースを滑ることができ、レクリエーション・スノーチケットは、全てのレクリエーション・スノープログラムの体験とエンターテイメント・パフォーマンスを見ることができます。

チケットは公式の微信(WeChat)アプリや携程(Ctrip)、美团、抖音などを通じて購入することができます。現在販売のチケットはすべて指定日チケットで、その他のチケットは公式チャネルで発売予定です。

また、上海耀雪スキー学校では、様々なレベルのスキーヤーのニーズに応えるため、各レベルのスキーレッスンコースも用意しています。

上海耀雪氷雪世界の屋内スノーコース(8月7日撮影)

上海耀雪氷雪世界のオープン後、上海海昌海洋公園、上海プラネタリウム(上海科学技術博物館の分館)、中国海洋博物館とともに、文化、スポーツ、観光、ビジネスの集合体を形成することになります。

中国(上海)自由貿易試験区臨港新区の管理委員会によると、第14次5カ年計画の終わりまでに、臨港新区には年間1500万人の観光客が訪れると予想されています。

参照元:新華網上海