今回は上海でも大ヒット中の中国語の映画「非誠勿擾」(fei1 cheng2 wu2 rao3)の紹介です。

上海 中国語 映画 非誠勿擾

この「非誠勿擾」という中国語は、「真面目でない人はお断り」という意味で、よく新聞などの結婚相手の募集広告で「本気でつきあえる人を望む」という意味でも使われています。

監督は中国の正月映画で定番の馮小剛(feng2 xiao3 gang1)です。過去の有名な作品では「手機(2003)」、「天下無賊(2004)」 や「夜宴 (2006)」などがありますので、ご存知の方も多いと思います。

この映画は馮小剛映画の看板俳優である葛優(ge2 you1)が演じる事業家(発明家?)と、セクシー女優の舒淇(shu2 qi2)が演じるスチュワーデスが繰り広げるラブコメディーです(日本でも人気のあるビビアン・スーも出演しています)

後半には北海道のシーンが出てきます。ロケでは、道東オホーツクを中心に、美幌峠、屈斜路湖、摩周湖、北浜駅などで撮影が行われて、撮影ポイントは最近では中国観光者の観光名所になっているそうです。

確かにこの「非誠勿擾」の北海道のシーンは感動的で美しいシーンが多く、私の友人たちもこの映画を見て「北海道に行ってみたい」と言う人が多くなりました。

この映画は馮小剛得意の社会風刺コメディー映画ですので、笑いあり、涙ありで結構楽しめると思います。ぜひ一度ご覧になってください。