上海から北京の高速鉄路「京滬高鉄」が、この5月11日から1カ月間の試験運行を開始しました。
京滬高鉄は2008年4月に着工、北京南駅から山東省、安徽省、河北省、江蘇省を経由して上海の虹橋駅までの全長1318km、時速350kmの高速鉄道です。
これにより上海から北京までの運行時間が約5時間となり、今までの半分の時間に短縮されます。
当初の運行速度は最高時速380km、運行時速350kmを予定していましたが、安全面とコスト面を考慮して、時速300kmで運行することになりました。
また特等席（豪華席）の設定を見送り、時速250kmで運行する安価なクラスも設定することで、一般消費者がより利用しやすい料金体系になるそうです。
ちなみに、京滬高鉄の正式開通はこの6月末を予定とのことです。
あと6月1日より、全ての高速鉄度の切符購入には実名制が導入されますので、身分証（パスポート）を忘れないようご注意ください。
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